非磁性ステンレスの枕型分銅もあります
分銅は重さの基準になるもので、重さを知りたいときに使うだけでなく測定機器の整合性を知るときにも使います。
天びんは左右にお皿があって、そのお皿に物質および分銅をそれぞれ乗せて天びんが平行になることで重さを知ることができる道具です。
このときの分銅の役割りは計測したい物質の重さを知る目的になるわけですが、はかりなどの測定器具の場合は校正を実施する際に分銅を使います。
大正天びん株式会社は大正5年創業の天びん製造販売を行っている会社で、一般的なフック付きの分銅や積み重ねが円盤分銅、枕型分銅などいろいろな形の製品を製造販売しています。
大正天びん株式会社の枕型分銅は、500gから20kgまでの6種類が用意されており秤量が重い測定器具の校正に最適です。
この分銅は天びんに使うものではなく秤量器の校正に欠かすことができないもの、校正を実施することで秤量器の信頼性が高まります。
ちなみに、秤量器などのはかりは毎日の始業点検の中で分銅を使い正確な数値を導いているのか否かの確認が実施されますので、作業性が良い分銅を選ぶことが大切です。
大正天びん株式会社の枕型分銅は把手が付いているので持ち運びの際にも便利ですし、上側がフラットになっているため積み重ねて使うこともできます。
なお、材質は非磁性ステンレス・ステンレス・鋳鉄の3種類が用意されており、磁性を帯びている鉄素材などの計量を行うときには非磁性ステンレスの分銅を使うのが便利です。